親知らずとは？ 親知らず・口腔外科専門外来なら中央区心斎橋にあるハローデンタルクリニック

親知らずとは一番奥に生えてくる、前から数えて8番目の歯で、正式には“第三大臼歯”と呼ばれています。20歳以降で生えてくることがほとんどで、赤ちゃんのはえはじめと違い、多くの場合親元を離れてからはえるため、親が歯のはえ始めをしることがないことから親知らずという名前で呼ばれています。
親知らずはで最も遅く、奥にはえる永久歯で、最大で上下左右に４本はえる可能性がありますが、約３割の人には親知らずが存在しません。このため十分にはえてくるスペースがないので、親知らずの一部が歯ぐきに隠れたり、斜めや横を向いてしまって完全に頭を出せないことが少なくありません。従ってどんなにしっかり歯磨きをしている人でも歯ぐきの内部に隠れている歯の周囲に汚れがたまって、歯ぐきが痛くなったり腫れたりするのです。さらに怖いのは親知らずの手前の歯とのあいだに汚れがたまりやすいため、手前の歯をむし歯にしてしまい歯を失う原因となってしまいます。