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口腔筋機能療法
口腔筋機能療法とは

口腔筋機能療法(MFT)とは、口腔周囲の筋肉(舌、唇、頬など)の機能を改善するためのトレーニング法です。これにより、正しい歯並びや噛み合わせを維持し、歯列矯正治療の効果を高めることができます。口腔筋機能療法(MFT)は、歯の位置を正しく保つために不可欠な治療法であり、特にお子さんの矯正治療においても重要な役割を果たします。
口腔筋機能療法(MFT)をおこなうメリット
歯並びが悪くなるのを防ぐ
舌や唇、頬などの筋肉が正しく働かないと、歯に過剰な力がかかり、歯並びが乱れます。口腔筋機能療法(MFT)によってこれらの筋肉の機能を改善し、正しい歯並びを保つことができます。
矯正治療後の後戻りを防ぐ
矯正治療を受けたとしても、舌や唇の筋肉が正しく機能していないと、再び歯が元の位置に戻ってしまう可能性があります。口腔筋機能療法(MFT)は、この「後戻り」を防ぐためにも有効です。
発音や咀嚼の改善
口腔周囲の筋肉が正しく機能することで、発音や食事の際の噛む動作がスムーズになります。
口腔筋機能療法(MFT)のトレーニング法
口腔筋機能療法(MFT)のトレーニングは、専門家の指導のもとでおこなわれるほか、家庭でも取り組むことができます。以下に、いくつかの簡単なトレーニング法を紹介します。
唇と舌の正しい姿勢を保つ
舌の先を上あご(口蓋)につけ、リラックスした状態で唇を閉じます。これを習慣化することで、舌の筋肉が強化され、歯並びの改善につながります。
強いうがい
唇をしっかり閉じたまま、強く「ブクブク」と音を立ててうがいをします。この動作は、唇や舌の筋肉を鍛えるのに効果的です。
コットンロールを使ったトレーニング
水を含ませたコットンロールを下唇の裏に入れ、舌の先を上あごにつけたまま30分間、唇を閉じた状態を保つ方法です。このトレーニングは唇と舌の正しい位置を維持するのに役立ちます。
正しい姿勢位とは?
日常的に口を開けっぱなしにしていたり、舌が正しい位置にないと、歯並びに悪影響を与えることがあります。正しい姿勢位は以下のポイントで確認できます。
- 鼻呼吸ができている
- 舌は口蓋(上あご)に軽く接している
- 上下の歯は安静時にわずかに離れている(噛み合っていない)
ハローデンタルクリニックでは口腔筋機能療法に関する
ご相談も承っております

口腔筋機能療法(MFT)は、歯並びや噛み合わせの改善だけでなく、発音や食事の際の動作をスムーズにするために非常に有効な方法です。特に矯正治療と併用することで、治療効果をさらに高めることができます。お子さまの歯並びや噛み合わせが気になる方、矯正治療を検討されている方は、ぜひ当クリニックまでお気軽にご相談ください。