歯石除去

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歯の裏側を舌で触った時にザラザラしていませんか?

歯の裏側を舌で触った時にザラザラしていませんか?

長期間お口の中に歯垢(プラーク)が残っていると、唾液中のカルシウムなどと結合して石灰化し、歯石となります。歯の裏側を舌で触った時にザラザラとした感触がある場合、それは歯石が原因かもしれません。歯石はブラッシングでは取り除けず、歯茎の奥にまで広がって歯周病の原因になります。歯茎の出血や腫れ、さらには歯の動揺など、さまざまな症状を引き起こすことがあるため、早めのケアが重要です。

舌で触った時にザラザラとした感触を防ぐために

舌で触った時にザラザラとした感触を防ぐためにおこなうのが「歯石除去(スケーリング・ルートプレーニング:SRP)」です。定期的に歯科医院で歯石除去をおこなうことで、歯周病の予防だけでなく、お口の中を清潔で爽快な状態に保つことができます。

歯石除去をおすすめする理由

歯石そのものに直接的な病原性はありませんが、歯石の表面には小さな穴がたくさんあり、そこに細菌が棲みついて毒素を放出します。これが歯茎に炎症を引き起こし、歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしてしまうなど、歯周病の進行を促します。歯周病は放置すると歯を失う原因となるだけでなく、歯周病菌が血流を介して全身に広がることで、糖尿病、脳梗塞、肺炎、狭心症・心筋梗塞、さらには低体重児出産や早産など、全身の健康にもさまざまな悪影響を及ぼします。

全身の健康を守るためにも、歯周病の予防は欠かせません

ブラッシングだけでは歯石を取り除くことはできないため、定期的な歯石除去が必要です。ハローデンタルクリニックでは、月に1回程度の頻度でのメンテナンスを推奨しており、歯石除去を通じてお口と全身の健康を守るサポートをおこなっています。

歯石には2種類あります

歯石には、歯茎の上に付着する「歯肉縁上歯石」と、歯茎の下に付着する「歯肉縁下歯石」の2種類があります。それぞれに特徴があり、取り除き方も異なります。

歯肉縁上歯石

歯茎の上に付着した歯石で、歯垢や唾液が原因で形成されます。比較的簡単な処置で取り除くことができ、3ヶ月に1回程度のメンテナンスを受けている方であれば、1回の処置で歯石をすべて除去することが可能です。

歯肉縁下歯石

歯茎の下に付着した歯石で、歯垢、唾液、血液などが原因で硬くこびりついています。このタイプの歯石は除去が難しく、複数回の処置が必要になることが多いです。ブラッシングが不十分な方や、歯茎に炎症がある方に多く見られます。

歯石除去の流れ

STEP01

歯周組織の検査

まず、プロービング検査をおこない、歯周ポケットの深さや歯茎の出血の有無、歯肉縁下の歯垢の付着状況を確認します。これにより、歯茎や歯槽骨の状態をくわしくチェックします。

STEP02

スケーリング

次に、超音波スケーラーを使って歯茎の上に付着した歯石を除去します。スケーリングは定期的におこなうことが重要で、月に1回程度の頻度でメンテナンスを受けることをおすすめします。

STEP03

ルートプレーニング

歯茎の下に付着した歯石は、キュレットという器具を使って除去します。さらに、歯周病菌に感染した歯根の表面を滑らかにみがき、再び歯石が付着しないようにします。

歯石の付着を防ぐために大切なこと

歯石の付着を防ぐために大切なこと

歯石の付着を防ぐためには、毎日のブラッシングがとても大切です。適切なブラッシング方法を身に付けることで、歯垢を効果的に除去し、歯石の形成を抑えることができます。「歯みがきが正しくできているか不安」という方は、ぜひハローデンタルクリニックにご相談ください。お口の状態を確認した上で、最適なブラッシング方法をアドバイスいたします。また、ブラッシングだけでは完全に歯石を防ぐことはできませんので、定期的な歯科医院でのメンテナンスも大切です。月に1回程度の頻度で歯石除去を受け、お口の健康を保つようにしましょう。

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